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食事の30分前に食物繊維と糖を含むものをちょこっとお腹に入れよう。「リンゴなら皮ごとがいい。野菜をそのままミキサーにかけたジュースやココアでもよい。ココアには食物繊維が含まれ、牛乳のホエイたんぱくは血糖値上昇を抑える」(金本教授)
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サラダなど食物繊維をたっぷり含むものを最初に食べよう。「糖尿病患者で薬を用いても血糖値のコントロールが困難な場合、野菜を食べてから15分後に食事を、と進めることも。糖の九州が穏やかになり、満腹感が出て食べる亮も抑えられる」(篁准教授)
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食事はゆっくりかんで食べよう。基本的なことだが、「食事スピードをゆっくりにすると、肥満や将来的な糖尿病も予防できる可能性が高い」(篁准教授)。よくかんで食べると満腹信号も出やすくなって、満足感が高まり、食べ過ぎを防ぐ事ができる。
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白米ご飯は大麦ご飯に、白パンは雑穀入りパンに、じゃがいもは里芋に、といういうふうに糖質を食物繊維立地なものに置き換える。「血糖値が上がりにくくなるだけでなく、食物繊維やミネラルを補うこともできる」と金本教授。
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日本の食文化の原点 といわれている古代米(黒米・赤米・緑米)は、私たちの祖先が栽培していた、いわば「古代の稲の品種」が持っていた特色を色濃く残した稲です。 ビタミン・ミネラルなどを含み、古くからお祝いの席や記念日に食べられてきました。 脱粒性が強く、稲の背丈が1.5メートル以上にもなるため倒れやすく、収穫量は、多くありません。しかしながら、生命力は極めて強く、荒れ地で無肥料・無農薬でも丈夫も育ち、干ばつ・冷害にも強いのが特徴です。 古代米のいちばん簡単な方法は白米に混ぜて炊く方法です。 混ぜる量が1割程度なら特に雑穀の分は気にせず、いつもどおりの水加減でO.K。 このときに、お塩とお酒を少々入れますと、より美味しくいただけます。
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黒米は話題のアントシアニンが含まれています 黒米は古代米の種類の一つで、濃い紫色のお米のことです。 古くは中国歴代の皇帝献上米として大切にされてきた黒米は、日本では おはぎのルーツといわれています。 黒米のヌカの部分に含まれている黒色系色素(アントシアニン)が含まれ、 それ以外にも黒米は白米と比べてと、ビタミン類、鉄分、カルシウム、マグネシウムや 亜鉛といった現代人に不足しがちな栄養分が多く含まれています。 薬膳料理に用いられ、「薬米」の別名もあるほどです。 炊くとお赤飯のような色鮮やかな色になります。
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赤米はポリフェノールの一種タンニンが含まれています 赤米は古代米の種類の一つで、薄い赤色のお米のことです。2000年以上前に中国大陸から伝わってきました。お米のルーツであり、お赤飯の起源といわれています。邪馬台国の献上米だったといわれており、古代日本人の神様へのお供え物、お祝い事として使用されてきました。
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緑米は全国でも生産量・収穫量が少なく、幻の米と呼ばれる貴重な古代米です。 古代米の中でも特に栽培が難しく、白米と同じ面積の水田に稲を植えても半分しか収穫できません。従来のもち米よりも粘りが強く、甘みがあることから香り米とも呼ばれています。 胚芽の部分がクロロフィル色素により緑色になっているのが特徴です。クロロフィル色素とは緑黄色野菜に含まれている色素で、近年、健康機能食として注目されています。
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