日本赤十字病院
雑穀古代米を進める理由
毎日、毎回食事の内容は変わりますが、その中で変わらず大半を占めるのは主食です。主食といったら、 「ご飯」でしょう。 米(白米)の成分は、糖質が約77%ちかくありエネルギー源として、特に脳には欠かせない栄養素です。 また、たんぱく質も約6%含まれ、必須アミノ酸の揃った良質なものです。 玄米の糖層には、ビタミンB群やビタミンEなどが多く含まれますが、白米に精米することでほとんどな くなってしまいます。 ビタミンB1は糖質の代謝に関与し、疲労回復のビタミンとしても知られています。 そこで、毎日のご飯の内容をより健康的にするためには、発芽玄米にされるのも一案ですが、日常の米に 不足がちなビタミン、ミネラル、食物繊維を補給し、彩りも楽しめる古代米はお薦めです。その他、麦、 雑穀(アワ、キビ、ヒエなど)などを混ぜてみられるのもいいですね。 日赤熊本健康管理センター 健康管理課 本多 様 |